【書評】プロ野球見えないファインプレー論(仁志敏久)に見る、子供の野球への接し方

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仁志敏久。2番セカンド。巨人のときも、ベイスターズに移ってからも、嫌らしいプレーヤーという印象が強い。

鳥谷、ナイスバッティング!と思ったら、そこに仁志が守っていて、

福原、ここ、打たれたらやばいで、って素人にもわかる流れのときに、ばちーんってライト前に進塁打を打たれる、みたいな。

巨人にいた清水もそんな感じやったな。ここ打たれたらあかんでっていうときにバチコーンって右中間によう打ちよった。

阪神ファンから見たら、仁志ってほんまに嫌らしいプレーヤーで、潜在的に嫌いに思ってた。けど、引退してWBCのコーチ入りしたり、テレビの解説を見ていると、結構わかりやすいことを言っていてええなぁと思うようになっていた。古田とか、工藤(現ソフトバンク監督)とか、最近だと稲葉とかと同じ感じで、解説が分かりやすい。

で、そんな仁志の「見えないファインプレー論」。これ読むと、いかに仁志が頭を使って野球をやってきたかが分かる。今は、子供たちに野球を教えることもやっているようで、子供に野球を教える上で、どう接すればいいのか、ということもよく分かる。

大谷とか、ダルビッシュとかみたいに、あふれる才能を持たない一般人がプロ野球選手になるためには、結局頭を使うしかないんよね。だから子供にも頭を使わせる指導をせんといかんってことやねんな。

子供なんて体に教え込んだほうが、短期的にはよっぽど効率的やし、そんなチームもいっぱいあるみたいやけど、そこは長い目で育成してもらわんとな。

子供に野球をやらせている人、子供に野球をやらせたい人、必見の1冊です。

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