もしドラ(岩崎夏海)だけ読めばドラッカーはOK

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”もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら”を読んで。

コトラーとかミンツバーグとか最近だと、クリス・アンダーソンとか、学者の書いた本って体系立っていて書いている内容は間違っていないと思うんだけど、で、どうしたらいいのか?に対する示唆が得られない。

それはドラッカーも一緒で。ドラッカーも何冊か読んだけど、まぁそうだよね、とは思うもののあんまり実業には活かせないんだよな。

正論は現場では往々にして反発を食らいやすい、それは実業ではケースケースに応じていろいろな変数というか細かな事情がありすぎるからなんだろうけど。だから正論はあんまり役に立つモノじゃない。

けど、社会人たるもの、それもマーケティングやコンサルティングを生業とするならドラッカーの一冊くらいは読んでおかないと、というのもある。

そこで「もしドラ」。

小説仕立てだからサクサク読めるし、これ1冊読んでおけばビジネス会話上ドラッカーが出てきてもまぁなんとなく話を進めることはできると思う。

逆に言うと、ドラッカーでもコトラーでもその程度のものくらいに思っておかないと危ない。新人とかがドラッカーにはこう書いてました!みたいなことを言ってきたりしそうだけど危ない。ドラッカーを読んで答えが見つかるなら、全ての企業は成功するってことになってしまう。

だからこそ、筆者は企業ではなく高校野球を題材にしたんだろう。さすがに企業のケーススタディで書くと現実離れし過ぎた話になってしまうだろうから。本書も、内容はうまく行き過ぎで進むけど、その辺は高校野球なんで、ということでビジネスマンとしてはスルーできる。高校関係者が読むと現実離れしすぎているんだろうけど。

なので”「もしドラ」だけ読めばドラッカーはOK”というのは、それ以上は読まない方が良い、ということでもある。

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