森友学園問題の闇を暴く、日本会議の研究(菅野完@noiehoie著)

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日本会議の研究。

最初、本屋で見かけた時は、

日本式会議の悪いところ(誰も意見を言わないとか、尖がった意見は叩かれるとか、安易に同調しがちとか、ただの資料の読み上げ確認しかしていない、・・・などなど)をあげつらった会議ハウツー本かと思っていた。

新聞で、本書が差し止めになったとかっていう記事を見て、あれ?会議ハウツー本じゃなかってっけ?と少しは気になっていたところに、

友人から、「日本会議」なる安倍首相界隈、森友学園界隈に生息する右翼団体の話を聞き、興味を持って購入。

本書は、安倍内閣がまい進する憲法改正が象徴する、日本の右傾化の淵源を丹念に調査した一冊。

読んでみての第一印象は、

こんな怪しいというか、安倍内閣の黒幕みたいな組織団体のことをなぜ新聞やワイドショーで取り上げないんだろう?少なくともテレ朝とかはじゃんじゃん取り上げてもよさそうなのに。

というものだった。

新聞やワイドショーで取り上げないから、多くの人は日本会議という存在自体を知らない、そんな名前すら聞いたことがないんだと思う。

 

で、日本会議が新聞やワイドショーで取り上げられることがない理由があとがきに書かれていた。

テレビ・新聞の報道がカバーするには歴史が長すぎ、学問の対象にするには歴史が短すぎる。そういう間(はざま)に、「日本会議」は存在している。

なるほど。

もはや、テレビ・新聞が追いかけるには遅すぎるというか、深すぎるってことみたい。

私自身は右寄りの思想を持っているマイルド右翼(だと思っている)なので、日本会議の政策もそんなに忌避するものでもないかなぁとも思うけど、捉えようによっては危ないところもあるのは分かる。

まぁどこまで本気なのかが良くわからないけど、危険思想の最たるところが、本書には直接記載されていないが、

文部科学省が新学習指導要領で中学の保健体育に武術の種目として新たに加えた「銃剣道」だ(「銃剣道」のことは日本会議のことを教えてくれた友人から聞いた)。

ちなみに銃剣道とは、

小銃をかたどった木製の棒(木銃)を持ち防具をつけて戦う。有効な攻撃は「刺突」のみ。10m四方の試合場の中で、対戦相手の上胴・下胴・喉・(左)小手・肩の5つの各部位を木銃で突いて勝敗を決める。銃剣道は現在、自衛隊でも訓練されている。(ハフィントンポストより)

とのこと。

こんなものが中学の保健体育の種目に入るとは・・・

強制はしないとかそういう問題じゃない。

こういう意味不明なことをやるから、危険思想レッテルを貼られるってことが分からないんだろうなぁ。。。

なにはともあれ、日本の右傾化の淵源を明らかにした「日本会議の研究」、右寄りの人も、左寄りの人も、是非一読をおすすめします。

 

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