やってきました。M-1グランプリ、決勝第2ラウンド。いよいよ大詰め。今年度、一番面白い若手漫才師が決まります!
決勝第2ラウンドに残ったのは、『銀シャリ』『和牛』『スーパーマラドーナ』
今のところ、審査員の松本人志の、「銀シャリと和牛で最高のご飯ですね」が一番おもろいボケ。
決勝第2ラウンド、トップバッターは『スーパーマラドーナ』。時代劇設定の切られ役ネタ。うまくまとまってはいるけど爆発力がない。なんかちょっとしつこいねんなぁ。絶対第1ラウンドの方がおもろかった。ごめん、優勝はないわ。
2組目 『和牛』。祭りでプロポーズネタ。めっちゃおもろい。和牛お得意の、ボケボケ水田君と冷静ツッコミ真奈美ちゃんの真骨頂を見せてもらいました。カエルに指輪をはめてびっくりさせる水田君。まさかカエルとしゃべり続けるボケが伏線になっているとは。伏線を伏線と思わせないおもしろさ。しかも、しかも指輪は見つかったのにカエルを探す水田君に大爆笑。
で、結局はカエルがつけてた指輪を気持ち悪がる冷静真奈美ちゃんと、ぬるぬるやから付けやすいやんけ!と憤る水田君の痴話げんかがヒートアップ。いや~、いいね。最高。腹がよじれる。これ、優勝やわ。
で、ラストは『銀シャリ』。ウンチク合戦ネタ。わかるし、おもろいし、安定してるねんけど、爆発力はないねんなぁ。ナイツとか爆笑問題系というか。
で、アッシ的には優勝は『和牛』やったけど、結果は『銀シャリ』。で、『銀シャリ』に入れたのが、オール巨人、上沼恵美子、中川家礼二。そら、そうなるよ。安定感求める人らやもんなぁ。
『和牛』を選んだのは松本人志で、『スーパーマラドーナ』を選んだのは博多大吉。
結局は審査員の趣味嗜好によるところは大きいなぁと感じたし、かといって一般視聴者もやっぱり『銀シャリ』なんやろうな、とは思う。けど、銀シャリのネタは決勝第1ラウンドの方が絶対おもろかったって!
ネット上では、審査員が関西によりすぎだとか、吉本ばっかりだとかっていう批判があがっていて、東の人として、爆笑問題とかなべちゃんを入れるべきだったとかって声もあるけど、どっちも漫才が爆発的に面白いわけじゃないからなぁ。ビートたけしもお笑いの一線からはちょっと遠ざかっているし。結局漫才が面白い人が関西の吉本に多いってことだと思うけどなぁ。
なにはともあれ、銀シャリ、おめでとう!
これで年末年始の関西ローカル番組では銀シャリ、和牛が出まくるんやろうな。