警備員にあいさつするだけで気持ちが豊かに

woman

うちの会社の入り口に毎日日替わりで雇われ警備員が立っている(20代~50代のほぼ男性)。

彼らは、毎朝、毎夕、すれ違う人たちに声をかける。「おはようございます」「お疲れ様です」もちろん、朝なんてずらーっと人が入っていくから、一人一人にではなく機械的にだ。そのあいさつに応える人は1%もいない。っていうか、僕の前後で応えている人を見たことが無い。

もちろん、「あいつも仕事だからあいさつしてるのさ」と一笑に付すことは簡単だ。けど、相手はロボットじゃない。人間だ。たとえ仕事であっても一方的にあいさつし続けるのは辛いでしょ。会釈でもいい。目線を合わすだけでもいいと思う。無視はやめようよと思う。

この前、小学校の校長先生と話していて、小学生も高学年になると恥ずかしがってあいさつしなくなるとのことで、そんな子たちに会釈でもいいんだよ、と教えてるとのことを聞いたけど、大事だよなぁ。

そういう僕も、大声ではあいさつできないけど。けど、彼らの目を見て小声でも「おはようござます」「お疲れ様です」と口は動かしている。するとそれまでロボットのような彼らの目が一瞬柔らかくなる(気がする)。

と、偉そうにいいながらも、1年前までは、僕も無視していた。で、なんでこんな風に思うようになったかというと、今年、社内の消防隊員に選ばれていて、消防隊員を集めた消防訓練があったのがきっかけ。そこで、ビルの消防施設や消火器の使い方、AEDの使い方などの講習をしてくれたのが、毎朝、毎夕、会社の入り口で挨拶している警備会社の人だった。

なんか、そのときに、警備会社の人も当然、人格を持った人というのを(当たり前ですが)再認識して。もっというと、災害時とかは守ってくれるんだなと思って。それから、あいさつするようになったんです。

ただ、あいさつするだけだけど、なんかお互いを認め合っているなぁと思ったり、ちょっと良い人ぶってるなぁと、朝からちょっと自分の気持ちが豊かに感じます。