運命ってあるんやなぁ

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アッシは、結構なスニーカー好きだ。

思えば、中学生の頃、当時高校生だった4つ上のお兄ちゃんが履いていた、アディダスのサヴィーノライト(マニアックすぎるけど)のイエローがバッシバシにかっこいいと思ったのが始まりだと思う。

アッシも高校生の頃には、当時全盛期だったナイキエアマックスの96年モデルを履いていたし(このスニーカーはエアマックス狩りと呼んでもいいのかどうかわからないけど、学校の授業中に下駄箱から盗まれた。その日、アッシは不機嫌になりながら上履きで帰ったのは言うまでもない)、

プーマのディスクシステムなる、靴紐が無く、ベロの足首あたりについているディスクをクルクル回すことで靴のゆるさを調節する、画期的なスニーカーだったり、

ナイキのダンクやコンバースワンスターも3色くらい、色違いで持っていたりした。

また、当時、友達でコンバースの白のジャックパーセルとGパンをかっこよく合わせているやつを、真似したいけど、真似したと思われるのがかっこ悪くて真似できなかったり、代わりにコンバースのオールスターの珍しい色のを買ったりもしていた。

大学、社会人になるにつれて、徐々に高価なスニーカーを買うことはなくなったけど、それでも、結構スニーカーは好きで、ちょくちょく靴屋をチェックしては、気になるスニーカーを買っていた。

ただ、この年頃になると、毎日アホみたいに走り回るわけでもなく、そうそうスニーカーがボロボロになることもないので、新しく買ってもすぐに履くわけではなく、大体は1年から長いと数年、タンスの肥やしに寝かして、いい頃合いにおろす、みたいな大人の余裕を楽しんだりしている。

そんな、スニーカー好きのアッシが、高校生以来、ずーっと気にかけつつも、なぜか買う機会がなかったのが、コンバース、白のジャックパーセルだ。

ジャックパーセルとはかれこれ20年来の付き合いになる(と言っても持っていないから実際には付き合っていず、店頭で見かけ、たまに試着する程度だけど)。

衝動買いするときは衝動買いするくせに、なんでジャックパーセルだけは買わなかったんだろう。純白の白があまりにも白すぎるため、それを履く自分の心の汚れが目立つ、とでも思っていたのだろうか。

いやいや、そんな高尚なことではなく、ただただ、高校生の頃感じていた「お前、真似したな」と言われるのをこの歳になってもどこかで気にしていたのだろうか。

それとも、いつ行ってもお店にある、そんな安心感から、別に今買う必要はないと思いすぎて、もはや欲しくなくなっていたんだろうか。

いやいや、それでも、靴屋に行くと一回はチェックするではないか。

セールにでもなってくれようものなら、すぐに買ったであろうに、それもなく。ただただ付かず離れずの関係でだらだら過ごしてきた20年。

平成も終わりになる今、この関係に終止符を打とう。

そう、2019年、アッシは決意をした。(続く)

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