初めてのジャズ(JAZZ)体験。サラマッケンジーSARAH McKENZIE。

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先日、とあるきっかけで友人とブルーノートTOKYO(BLUE NOTE)にジャズの生演奏を聴きに行った。

ジャズ(jazz)。

少年の頃、どこか憧れを抱いていた、タバコ、酒、バイク、女。

30代の私にとってジャズは、その感覚に近い。

多少はCDで聞いたことはあるものの、生では聞いたことがない。

ジャズの生演奏を聞いて心動かされたいとか、どっぷりNYの世界感に浸りたいとか、そんな本質的なところはそっちのけで、ただただジャズをたしなみたい、ジャズをたしなむという行為そのものへの憧れ。

とはいっても、この年になって、一人でジャズを聴きに行く勇気もなく、かといって、先輩に連れて行って下さい、とも言い出せずモンモンとしていたところに、ひょんなきっかけで、ジャズ童貞の悪友と二人で憧れのジャズを聴きに行くことに。

 

そもそも、音楽コンサートもメジャーなものは行ったことがないし、たまにレストランでセミプロみたいな人たちが弾き語りみたいなのをしているのに出会ったことはある程度で、プロの本気の演奏を生で聴くのは初めて。

17時30分会場。

18時30分開演。

開演までの1時間の間は、アルコールをたしなみながら談笑。この時間も憧れのジャズをたしなむ一環と、はやる気持ちを押さえながらひと時を過ごす。

妄想では、多少客同士でコミュニケーションをとるイメージもあったけど、それぞれが、それぞれでアルコールを入れながらただただ談笑を繰り返している。

で、4人のジャズマン、ジャズウーマンが登壇。演奏開始。

白人の淑女ボーカル、アイリッシュ系のいかついギター、おっちょこちょこいの若手コントラバス、そして、世界を達観している黒人ドラムの面々。

曲も知らなければ、メンバーも知らない。英語のMCもイマイチ入ってこない、というのでノリどころがわからない。

まぁ、さすがに目の前で一生懸命ノリながら演奏しているわけだから、自然と体や心は小刻みには揺れるけど。

当然、そんな状態だから、ジャズを聴きながらも心ここにあらずというか、ジャズマン、ジャズウーマンを見ながらいろいろと妄想を引き起こす。

女1に男3か~。

どんな関係なんやろう?

やっぱり、本命はアイリッシュ系のいかついギターかな~。けどこいつ絶対DVやわ。ウィスキーとか飲みながらブチ切れてそう。

おっちょこちょいの若手コントラバスは、淑女ボーカルに熱血にアピールしてるんやろうな。で、たまには遊んでもらってる感じかなぁ。

世界を達観している黒人ドラムは、それらすべてをお見通しのお釈迦様気分で、結局最後は、おいしいところを持って行ける立場にあるのに、達観しているからそれすらもしないんかなぁ、とか。

そんな妄想をしながら、曲もだいたいはおんなじやなぁとか思いながら1時間ちょいのステージが終わって気づいたこと、

そうか、ジャズって結局マンネリなんや!

予約します。 開場時刻に集まります。 呼び出し順に席につきます。 料理とアルコールをたしなみます。 演奏家が登壇します。 演奏します。 終わります。 アンコールの拍手で戻ってきます。 最後の演奏します。 終わります。 余韻にひたります。 会計します。 家に帰ります。

ジャズとは、これら一連の、ジャズをたしなむ行為そのものを楽しむものなんやね。う~ん、大人。

ちなみに、当日聞いたのは、サラ・マッケンジーSARAH McKENZIE。どのくらいの知名度があるのか知る由もなし。

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