子育ての喜びは子供の初めてに立ち会うこと

woman

虐待のニュースって見ていて辛い。

見ていて辛すぎるから、即座にチャンネルを変える、もしくは消すようにしている。

再婚の連れ子が対象になっていることが多いような印象があるけど、実際はどうなんでしょう。

離婚数は増えているみたいなので、再婚数も増えるだろうし、そうすると再婚の相手が連れ子なんてケースも増えていくことになるんだろうな。

再婚かどうかはおいておいて、子供にキレている親、っていうのは結構日常的に目にする。大体はヒステリックな金切り声をあげる母親が多いような気もしていたけど、先日、キレる父親ってのを目の当たりにした。

週末の夕方、近くの公園で子供と野球の練習をしていたら、私と同年代の父親と5歳、3歳くらいの娘二人が公園に遊びに来た。

微笑ましく鬼ごっこ的な遊びをしていたが、時折、下の子が自分の思った通りにいかないことがあるのか、泣き声というか泣きまねみたいなのをあげ、それに対してお父さんがあやしてあげる、みたいな光景が繰り広げられていた。

そんな中で、私も子供との野球の練習に集中していた折、突如、子供の泣き声とお父さんの怒り声が耳に入った。

「そんなに泣くならもう帰るぞ」的なことを怒鳴っていた。

それを聞いた娘はさらに泣く。怒鳴る。泣く、・・・

なんとなくヤバい感じがしつつも、どうすることもできず、子供との野球の練習に勤しんでいたところ、

「早く帰るぞ!ったく、お前はいつまで泣いてんだよーっ!!!」的な怒鳴り声とともに娘の肩を力任せに揺する父親の姿が目にはいった。

そして、娘の乗ってきた、ストライダーをおもむろに担ぎ上げ、

「早くこい!このやろう!!」的な怒鳴り声とともに公園を去っていった。

仕事でストレスが溜まっていたのか、奥さんとの関係がうまくいっていないのか、株で大損をしたのか、背景は全くわからないけど、

ただ一方的に、年端もいかない子供に怒りをぶちまけるなんて、本当に見ていて情けないし、せめてこれ以上エスカレートすることなく、ただ一時的な気の迷いであったと信じたい。

で、話はぶっ飛ぶけど、子育てを負債的に捉える視点ってどうにかならないかなぁ。

養育費にいくらかかりますとか、育休が取れるとか取れないとか、待機児童がどうだとか。

子育てに手間も暇もお金もかかるのは、当たり前でしょう。というか、生物的に考えれば、私たちは子育てするために生きているとも言えるわけで。

夏も終わりを告げる今日この頃、蝉の幼虫が土から出てきた残り穴を見ながら、枝に脱ぎ捨てた蛹の抜け殻を見ながら、そして成虫の鳴き声を聞きながら、

ふと、蝉が毎年毎年無目的に繰り返す生命のサイクルに思いを馳せながら、子育てに目的なんてないよなぁと感じた次第です。

何もできない状態で生まれてきた子供が、本当にいろいろなことができるようになる、そのプロセスを間近で見られることこそが、何者にも代え難い、子育てに与えられた最高の恩恵なのだと思います。