報告書の9割丸写しの愛知県議の海外視察に見る報告書文化

野々村元議員の政務活動費を使ったカラ出張問題の判決(懲役3年 執行猶予4年)に端を発し、様々な政務活動費問題が取りざたされている。

その一つとして、愛知県議員の海外視察の報告書の内容が他の議員の内容の丸写しだったとのことで。

愛知県議が2015年度に税金から支出される政務活動費を使って複数人で出掛けた海外視察で、提出された報告書延べ37人分のうち、9割の34人分が他県議と同じ内容だった。4日公開された政務活動費の報告書で分かった。報告書をコピーで済ませる事例は提出が必要になった13年度からみられ、国内視察でもあった。(中日新聞)

これに対してテレビでは「全く信用できない」「人間性に問題あり」といったトーンで非難の声。けど、これ信用問題とか人間性の問題とかではなく、ただのアホってことでしょう。血税を使って行った視察の報告書を写すなんて馬鹿げている、ということではなく「”丸”写し」したことがアホすぎる。

他人の報告書を下敷きにしても、文末変えたり、感想を変えたりするでしょう普通は。いっそ名前も丸写ししていたらまだ救いはあったのに、名前”だけ”は書き換えてたって。

で、一方でこういう事態をマスコミは嬉々として取り上げる。許せませんねとか腹立たしいですねというトーンではあるが。で、結局、報告書の内容が細かくなったりチェックが細かくなったりする。すると、今でもそうかもしれないけど、本人が書くのは面倒だから、部下とか秘書とかに書かせるんだろう。それも大変だったら外注するよ。血税使って。

まぁ視察なんて遊びなんだから、あんまり目くじら立ててもしょうがないと思う。それよりも、報告書を丸写しするような何の機転も利かないアホを選ばないようにしないと。アホかどうかなんて30分もガチ討論してもらえばすぐわかると思うけどなぁ。