子供の「膝が痛い」運動による膝痛の予防と完治に必要なこと

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小学四年生になる息子は野球をやっているのだが、ある日突然、踵が痛いと言い出した。

捻挫でもしたかと思い、数日様子を見るもよくならず。

それでも整形外科に通うほどでも無いかと思い、運動量を減らしながら様子をみていたら、今度は膝が痛いと言い出した。膝の方は結構痛いみたいで、45°くらい以上曲がらなくなって、自転車もこげなくなった。

膝の痛みと聞くと、踵よりも深刻に考えてしまうのがスポーツ選手の性というもので。

単なる成長痛か?練習をやらせすぎたか?

いろいろ不安に駆られながらネットで情報収集するも、いまいちピンとこず、とりあえずサポーターみたいなのを買ってつけてみたり、動く前に温めるようにしたりするも、あまり改善の兆候が見られない。

整形外科でレントゲンを撮って診てもらうも、原因が良くわからず、とりあえず痛みがある間は運動を控えることですかねぇ的なことしか言われない。

で、これは後々分かったのだけど、整形外科っていうところは、骨折とか靭帯損傷とかっていう、要はレントゲンとかMRIで判断できるような怪我を診断するところであって、今回の息子のケースのような筋肉の硬さが原因のようなものは診断できない(正確には、骨折や靭帯損傷なのかどうかを診断をすることが整形外科医の領域ということであろう)。

けど、その時はそんな、整形外科医の専門領域のことなんてよく分かっていないから、まぁ専門家が言うならとりあえず休養させとくかぁくらいにしかできなかったのだが、しばらく休養させていても大して良くなっている感じがしない。

で、いろいろ調べて、近郊のスポーツ外傷専門のセンターに診てもらいにいった。そこでもレントゲン、MRIを撮ってみるもののいまいち明確な診断はされなかった。ただ、医師の診断の先に、PT(Physical Therapist 理学療法士)によるリハビリ対応が用意されていて、結果、それによって息子の膝は回復した。

その回復の経緯を記すと、

もともとの症状は、膝を曲げると、膝関節のお皿の外側が痛い、というものだったのだが、

PTが、いろいろな角度で膝を曲げながら、太ももの筋肉の動きと膝関節の痛みの関係を詳細に診ていくと、太もも裏あたりの筋肉を抑えながら曲げると痛がらずに曲げられる、ということが明らかになり、

曰く、これは太ももの筋肉が硬いせいだと。

要は、太ももの筋肉が硬いために、膝を曲げる動きのときに、その硬い筋肉にくっついたままお皿が引っ張られてしまって痛みを生じる、というものだった。(これも後ほどわかったのだが、膝や踵等の痛みって、意外と周辺の筋肉が硬いことが原因のものが多いみたい)

一つ一つ丁寧に筋肉を動かしながら痛みとの関係を診ていくという、PTならではの診断の結果、整形外科医からは原因不明とされていた膝の痛みの原因が特定された。

原因が特定されたので、治療法も明確になるし、納得度の高いものになる。このあたりはビジネスも同じですね。

売り上げが伸びない。いい商品ができない。社員のモチベーションが上がらない。

ビジネスの現場でもいろいろな問題、課題が取り上げられるけども、それをもたらしている原因は何なのか。その真の課題を特定しない限り、有効な打ち手は見つからない。

で、息子の膝の話に戻すと、

PTのリハビリ指導に従い、徹底的に太ももの筋肉をほぐすことが行われた。

テニスボールや、テトラ(海にあるテトラポッド型した手の平サイズのマッサージ器具)、U字マッサージャー(U字のUカーブの左右にゴルフボールがついているマッサージ器具)などを使って、太ももの筋肉の筋、筋肉の境をごりごりとおしつけながら、膝を軽く曲げ伸ばしする。

大腿四頭筋と呼ばれる太ももの上面、外面、大腿二頭筋と呼ばれる裏面、と3方向のそれぞれの面について、筋肉の筋に沿ってマッサージャーをごりごりと押し付けていく。

筋肉が硬いため、最初はマッサージャーを押しつけることで痛がっていた息子も、毎日リハビリを続けることで1ヶ月くらいしたころには、あまり痛がらなくなり、それとあわせて膝の可動域も大きくなっていった。

で、3ヶ月くらい、毎日リハビリをし続けた結果、完全回復。

改めて、PTのすごさを体感した次第であり、コンディショニングの重要性を痛感した次第であります。

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