アッシの高校時代からの友人に、江本(仮名)という男がいる。
この男がどでかいことをしでかした。
これまでの連載はこちら。
大学で離れ離れになり疎遠になっていったアッシ達であったが、結婚し上京してきた江本を含めた高校同窓メンバーと不定期的な会合を重ねることになる。
ある日、江本から「嫁が死んだ」と知らされたアッシたちであったが、一年後、今までと変わらぬ姿の江本と再会を果たし、それ以降はまた江本も交え不定期に会合を続けていた。すると、とある会合で江本が夜のザギンの店のめちゃめちゃ美人さんに通っていることを告白するやいなや、次の会合では、その美人さんと同棲しているとの衝撃的な告白をする。
ど、ど、ど、ど、同棲やて〜〜〜〜〜〜!!!
あの、めちゃ美人の、銀座NO.1ホステスといっても過言ではないであろう、マナちゃんと、同棲してるやと〜〜〜!!
そして、みんながただただ驚いている時に、江本がいつもの江本節で、さらっといってのけた。
「しかもなぁ、子供つき」
・・・
・・・
???
あ、そういうこと!?
相手子連れやったんかいな!!
しかもその子供付きで同棲・・!!
江本のぶっこみはまだまだ終わらない。
「しかも、子供3人な。」
!!!
「しかも、全員女の子。」
!!!!!
「上は小五で、年長、年少かな。」
!!!!!!!!
いやいやいやいやいや、江本。江本よ。
話が急展開すぎるわ!
ここまでの話を整理すると、
大学時代、江本に初めての彼女ができた。
その後、江本は上京しその彼女と結婚、マンションを購入。
その矢先に不幸にも奥さんが亡くなる。
独り身になった江本は、銀座のNO.1ホステスと言っても過言ではないマナちゃんに入れ込む。
その甲斐あって、マナちゃんと同棲することになる。
しかし、実はマナちゃんは既婚者で上は小学五年生という多感な時期の女の子をはじめとする三人娘の母親だった。
というわけで、外見だけでいうと下の中クラスの江本が、いきなり銀座NO.1ホステスの誉高い美人を妻にもち、三人娘の父親となったのである。
これを聞いたアッシ達は異様な盛り上がりを見せた。
で、めちゃ美人、という印象だけは残っていたけど、ちょっとマナちゃんの顔を忘れていたこともあって、改めて、写真を見せてもらうと、
また、雑に携帯を見せてきた。
ぬぉーーーーーー!!!!
なんやそのコスプレ!!!
あろうことか、ミツバチを模したコスプレの写真なのである。
もはや会場のボルテージは最高潮の連続である。
アッシ「ようやくヤッたん?」
江本「おう」
アッシ「え、どれくらいヤッてんの? っていうか最近いつヤッたん?」
江本「お〜、昨日」
アッシ「はっ、、っはあ〜〜〜!!!」「な、、何回?」
江本「う〜ん、昨日は1回やけどなぁ、この前の土日は、2~3回ずつかな」
!!!!
なんやねん、その旺盛な性欲は!
大学生か!
交尾覚えたての猿か!
そして、江本の衝撃的な発言はまだ続く。