上司がやってはいけない行動、その堂々たる一位が、パワープレイ(筆者のオリジナルワード)だ。
パワハラとは少しニュアンスが違う。パワハラとは、
同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為
のことで、要はイジメですよね。
で、パワープレイというのは、
職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務において自分の意見を押し通そうとする行為。そして、自分の意見が通らないと感情的になる行為。
とアッシは定義しています。
これ、意外とやっている人多いんだよな。
しかも性質(タチ)が悪いのは、パワープレイを実施している側は、表面上はちゃんと話し合った結果自分の意見になったという体裁を取ろうとするところにあって、相手も納得の上で自分の意見になったようにしたがるんだよな。
けど実際は、ちゃんと話し合えば話し合うほど、相手の意見にも真っ当なところがあるのが頭では分かっているんだけども、心がそれを認めないというか、自分の意見を手放さないというか、結局自分のやりたいことをやりたいだけというか。
で、これに対する処世術は一つ。
「あ、だったらそれでいいっすよ」
こう言うと意外と、
「いやいやいや、まぁまぁそんな、もうちょっと話そうよ」
みたいになって、逆にこっちが駄々をこねてるみたいになるから面白い。
「あ、だったらそれでいいっすよ、別に」
のように語尾に「別に」をつけると効果倍増。別にの後にはこんな感情を匂わそう。
「あ、だったらそれでいいすよ、別に(だったら、二度とこっちの意見を聞かないでね)」
たまにこの( )内の気持ちを口に出してしまう若者、バカモノがいるけど、サラリーマンたるもの、これは口に出したらダメよ。
で、こっからは偏見というか、偏経験(個人的に偏っているであろうアッシの経験)が入ると思うけど、だいたい男のパワープレイさんは、
「あ、だったらそれでいいっすよ、別に」が効くんだけど、
女のパワープレイ子さんは、
「いや、何その態度!ちゃんと話し合おうよ!」とかってヒステリックになりがち。
いやいやいやいや、こっちは話し合おうとして意見言っているのに、お前が聞けへんだけやんけ〜、なんてことは口が裂けても言わないけど。
「だから、僕はこう思うんですけどね」なんて言ってはみても、結局は、
「う〜ん、それもわかるけど、一回、こうしようよ(ねっ、ねっ)」とかっていう、一見かわいくなったパワープレイに押し切られる始末。
う〜〜〜〜〜ん、この女パワープレイ子にどう対処するかは、、、、、、
これからも探求し続けます。