【コツ】いいインタビューとは、わかったふりをしないこと

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仕事柄、インタビューすることや、いろんな人の意見の聞き役になることが多い。

インタビューの仕方を指導することもあるのだが、一番伝えているのは、

わかったふりをしない

これに尽きる。

例えば、インタビュー中に専門用語が出てきて流す人が結構いる。バカだと思われたくないとか、聞くと「それぐらい、勉強してからこいよ」と言われたり、直接は言われなくても、そう思われるんじゃないかとかって思うんだろう。

「不勉強ですみません。ちなみに、○○ってどういう意味なんですか?」と聞かないと。一回流しちゃうと、もうその後何回その言葉が出てきても、聞きにくい。え、じゃあさっきの話も分かってなかったってこと?ってなるから。一方で、最後までわかったふりをしとおすようなインタビューなら、そもそも何のためにインタビューしてるのかってことになるし。

専門用語って、本人に説明してもらうことで、その人の考え方が分かったりもする。例えば、マーケティングとか、戦略とか、ブランドとかっていう大した専門用語じゃなくても、人によって捉え方は様々だから、「ちなみに、ブランドってどういう意味で使ってます?」と聞くのは有用だ。

専門用語に次いで、わかったふりをしがちなのが、理由を聞いたとき。固有の答えに行きつく前に質問を終える人がいる。なんで、それだったのか、固有の答えに行きつくまで粘らないと。

Q「なんで野球をやったのですか?」

A「チームスポーツにあこがれがあったんですよね」 (チームスポーツなんて他にも腐るほどあるのに、なぜその中でも野球?)

A「子供のころからやっていて」(水泳も、習字も子供の頃やってたのに、なんで野球だけ続いたの?)

A「父親の影響ですね」(どんな影響?父親がテコンドーやってたら、テコンドーやってたの?)

こういうのって何度言っても、なかなかできない人が多いけど、かくいう僕もそうだったけど、その理由は、こんな深く聞いたら面倒くさいやつと思われて失礼なんじゃないか、っていう思い込みがあるんだと思う。

けど、本当にいいインタビューは、インタビューを受けている本人すらもそこまで考えたことなかった、というところまで考え込んでもらうことだと思う。どこの誰にでも同じように答えることなんて、わざわざ聞く意味が無いし、それこそ、時間の無駄で失礼な行為だと思うけどなぁ。

・専門用語を流さない

・固有の理由まで粘る

の2つでいいインタビューを。

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