コンビニコーヒーが流行っている理由は安くて美味しいからだけ?

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コンビニコーヒーの勢いがすごい。100円でおいしいドリップコーヒーが飲めるのだから当然っちゃぁ当然。缶コーヒーと比べたら明らかにおいしさが違う。

じゃあ、なんで今になって出てきたのか。ドリップマシーンにそんなに技術革新があったとは思えないし、豆のおいしさがいきなり上がったとも思えない(もちろん、それぞれそれなりに改善はあったとは思うけど)。

順当に考えると、スタバやタリーズで淹れたてコーヒーをテイクアウトしてオフィスで飲む文化ができたことが大きいと思うけど、じゃあ、なんでスタバやタリーズは受け入れいられるようになったのか、を考えてみると、それは、

お茶くみOLがいなくなったから

だと思う。

一昔前は、会社にお茶くみOLがいて、コーヒーを入れたり、それこそお茶を入れたり、まだセクハラなんて言葉もない時代に部長からセクハラまがいの行為を受けたり、受けた方もまんざらでもなかったり、なんてことがあった(んだろう)。

給湯室ではセクハラまがいの部長の話題や、最近隣の部署に入ってきたイケメン新人の話題に盛り上がったり、お局的な人のことを影でコソコソ言い合ったり。

けど、そういうお茶くみOL的な人はどんどんいなくなって、ちょっとしたデスクリサーチができるとか、エクセルができるとかという人に替わっていった。

これまでは黙って座っていても、お茶くみOLがおいしいコーヒーを淹れてくれていたのがなくなり、サラリーマンにとっては、スタバやタリーズがその代わりを果たすようになったのではないか。そう見ると、スタバのアルバイト店員は今風のお茶くみOLなのかもしれない。

そんなお茶くみOLのもう一つの重要な機能が寿退社だったのではないか。お茶くみOLが職場を出会いの場にする機能を果たしていたのではないか。誰があの若手エースを射止めるか、的なことも含めて。

お茶くみOLが会社からいなくなって、出会いの場、ひいては職場結婚が減少したんじゃないかなぁ。

ちなみに、お茶くみOLは他にも、部長率いる男社会の飲み会に華を添えるという重要な役割もあった。これは辛うじてガールズバーが代替しているのかな。男たちのちょっとした息抜きの場に華を添える存在として。

ただ、職場の華やかさみたいなことは無くなったから、食堂に力を入れたりしてごまかしているんだろうな。食堂に力が入っていても、ひとりとか男同士で寂しく食べるしかない会社と、お茶くみOL的な人と外にランチに行ける会社とどっちが幸せかなぁ。

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