第一生命のラップCMか大同生命の中小保険CMか

Pocket

第一生命のラップCMをよく見かける。

小気味良いラップに乗せながら20代のリスクを紹介して、20代のリスクに備えた保険を訴求するCM。

イマドキの20代にラップが流行っている(のは確かだと思うけど)とかっていうのに乗ってやってみたんだろうな。

確かにラップは耳残りがするし、ィヨー♪ィヨー♪と乗りやすくて思わず鼻歌交じりで口ずさんだリもするからCM向きと言えるのかもしれない。けど、ただ自社の言いたいことをラップに詰め込んでもなぁ。

そもそもラップって、その場その場の即興対決が面白かったり、自分自身のネガティブな部分をさらけ出したり、相手をディスったり、毒を入れつつも、マジリスペクト、みたいなのが良かったりするもんだと思う。自分の自慢ばっかりするラッパーがいても全然面白くない。

思えば、広告って毒気のある表現は嫌われるから、ラップとは対極的なのかもしれない。

中身も、「スマホの水没6.8%」とか「飲み会で失態8.4%」とかって結構あるあるでツカミは良いのに、そのオチが、そんなリスクよりも「健康診断の再検査12.3%」で「結構高い20代リスク」って。

最初見た時、スマホの水没とか、飲み会の失態とか、元カノの名前で呼んでしまうとか、そんなリスクに備えた保険が出たんだ!と勘違いして画期的やな~と関心しそうになったけど、ただの健康保険やん。

しかも、健康診断の再検査12.3%って聞いたからって、保険入っとこうって思うかな。この世代ってむしろ不健康自慢とか、労働時間自慢とかしたくなる世代でもあるから、ストレートに健康リスクの話してもあんまり効果ないような気がするけど。

まぁ不健康自慢とか労働時間自慢はこの世代に限ったことではないかもしれないな。「毎日睡眠7時間とってるで」とか、「野菜はしっかり食べてますわ」とか、「週に2回はジムで汗流しとります」なんてなかなか大見得切って言えないからなぁ。そんな風潮があるから、電通で新人が過労死したりするんだろうけど、それは別の機会に考察しようと思う。

で、保険といえば、海辺で波瑠が”ぜ~ったい、負けないから!!”と叫ぶ大同生命の中小企業向け保険のCMが潔くていい。コピーは『転んでも、起き上がればいい。何度でも。』

『パートナーです』とか『信頼して下さい』とかっていう浮っついた言葉ではなく、一発やってやろうぜ的な心のほとばしりを感じるなぁ。波瑠はそんなにかわいいと思ってこなかったけど、このCMの演出はいい。かわいいキャラではなく、芯に秘めた熱いものをもっているキャラが似合う。

Pocket

コメントを残す