住友生命の感動CM:dear my familyに比べて1upってどうよ

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住友生命の1UP CMをちょいちょい見かける。

はじめは深夜ドラマかと思った。上田一こと瑛太や、吉田羊(最近ちょこちょこテレビで見かけるけど何がいいのか、よくわからない)とか、ジャングルポケット斉藤とか(ワチキはこういうどなり系の芸人が好き)が出ている。

これCMの内容がいまいちというか、全くよくわからないんだよな。話が入ってこないというか。1UPっていう商品のことも良くわからないままで。1UPってユーキャンか何かの自己啓発とかスキルアップ系のことかと思ったけど、違ってて働けなくなったときの保険なんだよな。全然伝わらないけど。

これ、たぶん、送り手が1UPっていうコンセプトに酔ってるんだと思う。「働けなくなったときのサポートって、ゲームとかで死んでももう一機ある、って状態だと思うんです」「だから、この商品は、自分自身がもう一機増える、1UPってことだと思うんです」「いいね~!」みたいな。

住友生命って、dear my familyっていう素晴らしいCMやってたのに。

生命保険のCMと言えば、万が一でも安心とか、家族を守りますとかっていうありきたりの文脈で、守る=ゴールキーパー、みたいなCMばっかりの中で、生命保険を、”自分が死んだ後も、残された家族がちゃんとそれなりに幸せに日常を過ごす”ためのものと捉えたCM。

これ、何回見てもジーンとくる。

保険のCMにありがちな「万が一はいつ起こるかわかりません」とかって言われても全然ピンとこないというか、まぁそれはそうかもしれないけど、自分にとって嫌なことだからかあんまり深く考えようとは思わない。で、心のどこかで自分はまだ大丈夫でしょ、と根拠のない自信で保険のことを深く考えないことを正当化してしまうんだよな。

保険会社とか、保険原理主義の人は、1人では背負いきれないリスクをみんなでシェアする、みたいなことを言うけど、なんかキレイごとにしか聞こえない。保険、保険って、結局保険会社が儲かるだけやんとも思ってしまう。

保険って自分が死ぬってことに賭けるっていう印象があるので、生きていると負けで、死んだ方が得やんみたいに思ってしまうところがある。だからワチキは生命保険に入らない=生きることに賭けていて、毎日賭けに勝っているという捉え方をしている。賭けに負けたくないから、必死で生きようとも思うし、そのためには健康体でいようとも思う。

保険に入ったら、心のどこかで健康体でい続けようと思うモチベーションが弱まるんじゃないか。ま、保険入っているしみたいに。医療費の高騰とかメタボとかがん検診とかの問題って、保険を無くせば意外と解決したりして。みんな必死でダイエットするんちゃう。

で、話をこのCMに戻すと、こんな風に描かれたら生命保険も悪くないなって思う。CMで死んだ後を描くのってタブー的な感じがあったのかもしれないけど、よくぞ踏み込んでくれた。

保険とかって商品の差なんてほとんど無いから、どの企業の商品かっていうのが大きな要素になると思うけど、その時に、大手だから安心とかってのももちろんあるのだけど、自分たちは生命保険をこんな風に考えている、例えば、「あなたが死んだ後も、残された家族がちゃんと幸せに日常を過ごす」ことを考えている、みたいな信念が見えるっていうのも大事だと思う。

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