回転すし、牛丼、ハンバーガー、ブラック企業にお客として行くのはどうよ?

ブラック企業としてニュースで取り上げられたり、そこまではいかなくてもなんとなく噂されたりしている企業がいくつかあるけど、そういう企業にお客として行くのってどうなんだろう?

もちろん法律を犯している場合は、改善するまで企業活動を停止すべきだと思うし、法律違反が分かっている店にはさすがに行かないけど、難しいのは、法律は犯していない、けどギリギリのラインでやっているのが何となくわかる場合。

例えば牛丼屋でも回転すし屋でも激安チェーン居酒屋でも、メチャメチャ安い店がいっぱいある。で、ここまで安いってことは原価はもとより、人件費も削りまくってるんやろうなっていうのがなんとなくわかる。法律は犯していないとするならば、そのようなお店の運営にケチをつけるつもりはないし、お客として低価格を享受するのももちろんOK。ただ、法律がいつも正しいわけではないってこともある。

まぁ雇主と雇われ側が正当に契約した上での低賃金や長時間労働であり、かつ雇われ側がいつでも辛かったら辞められる、という前提が守られていれば問題ないんだけど。

それにしても、人件費下げまくって劣悪な労働環境の結果生み出されているサービスを、”安くていいね”と無邪気に享受していいのかどうか、一旦気にし始めると悩ましい。といって人件費が高いという理由だけで、その分価格が高い店に行くかと言われれば行かないけど。

そんなこんなを考えていてふと思いついたのだけど、人件費と原価を開示するというのはどうだろう。うちは、時給いくらの人が何人シフトに入っていますとか、それぞれの材料の原価はいくらいくらです、みたいなことを例えばHPとかで開示する。

そうすれば、この店安いと思ってたけど、実はこんだけ原価ケチってるのか、どこ産の材料使っているねんとか、ここ安くてうまいけどこんなヒドイ人の使い方しているのか、適当に味付けしているんちゃうか、とかが分かって、さすがに行き過ぎた低価格競争にも歯止めがかかるんじゃないかなぁ。

労働問題で最低賃金を上げろみたいな話をよく見聞きするけど、一人あたりの最低賃金を上げたって総人件費を下げたい経営者はシフトをきつくするだけだからあんまり意味ないと思うんだよな。原材料についても、不正取引とか偽装とかがよく問題になるけど、それも原価を開示すれば、さすがにあやしいとかってのも分かるから良いんじゃないかな。

人件費と原価の開示、どうでっしゃろ?