企業のビジョンや存在意義、未来のあるべき姿を考えるための3つのポイント

多くの人から共感される企業のビジョンや存在意義、未来のあるべき姿といったことを考えるための3つのポイントを紹介。

1.一人よがりにならない

企業のビジョンや存在意義を表現するのに、”安心” ”信頼” ”誠実” ”真摯” ”NO.1”・・・、こういう言葉を使いたがる人が多い。

けど、例えば初対面の人が、「僕は信頼できる人間です」と言ってきても「え?」となるのと同じで、自分で自分のことを信頼できるという人ほど信頼できない。それは、NO.1とかも同じで。「自分、NO.1っす」という人をいいな、と思うだろうか。第3者が言っているなら分かるけど。

大事なのは、なぜ安心と言えるのか、何をもって真摯と言えるのか。その事実としての姿勢や取り組みにある。安心、信頼、真摯、・・・これらはいずれも、その事実としての姿勢や取り組みを通じて感じとってもらうものであり、自分で言うことではない。

2.人々の生活や人生にとっての意味を考える

①ともつながるが、なぜ安心と言えるのか、何をもって真摯と言えるのか、の根拠となる事実としての姿勢や取り組み。その事実は、結局、人々の日々の生活や人生にとってどのような意味を持つのか、を探求することが大切になる。人々の生活や人生に意味を持たない企業は必要ないのだから。

3.社会にとっての意味を考える

そして、人々の生活や人生にとっての意味と並んで、その企業が社会にとってどのような意味を持つのかを探求することが大切になる。人々の生活や人生にとっての意味だけを考えると、ともすると利己的な印象をもたれることがあるからだ。「うちと付き合えば儲かります、うちは幸せな生活を提供します」のように。

もちろん、それはそれで大切なのだけど、なぜこの企業が社会に存在するのか、この企業が存在することで社会にどのようないい影響を与えているのか、までいって初めて人は企業に対して”いいな”という共感をするのだと思う。

以上、多くの人から共感される企業のビジョンや存在意義、未来のあるべき姿といったことを考えるためには、一人よがりにならず、事実としての姿勢や取り組みを抽出し、それらが人々の日々の生活や人生にどのような意味を持つのか、さらにはその企業が存在することで社会にとってどのようないい影響があるのか、を考えることが必要となる。