キングコング西野の絵本 えんとつ町のプペルが無料公開

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漫才師キングコングの西野(@nishinoakihiro)。

キングコングの漫才と言えば、スピードあふれ息ぴったり過ぎるが故に、お前らどれくらい練習してんねんっていう、漫才の本筋とは関係ない影の練習部分のことが想起されてしまって、もったいない印象が強い。

で、ナイナイの岡村に似た、小柄でコミカルな相方につっこむ、矢部っぽいのが西野。

最近ちょこちょこネット上で話題になっていたのは横目に見ていたけど深入りしたことは無く、絵本を出したってことくらいしか知らなかった。

で、その絵本もちょっと話題になっていたようだけど、子供が絵本を読む年齢でも無いので、横目でスルーしていた。

すると、昨日、フェイスブックのだれかがシェアしてくれた情報で、絵本がネット上で無料に見れる、っていうことなので見てみた。
えんとつ町のプペル、無料公開はこちら

画をちゃんと見せたいってことなのか知らないけど、ビジュアルと文章が同時に読めないので、非常に見づらく、最後まで見ることはなかったけど、画はメチャメチャきれいでいいな~という印象を受けた。

すると、今度はフェイスブックで「お金の奴隷解放宣言」なる表題のブログが紹介されていた。

で、読んでみると、すごく良いことが書いている。

内容は、自身が作った2000円の絵本が買えないという子どもの声を聞いたことがきっかけで、

「お金が無い人には見せませーん」ってナンダ?
糞ダセー。

と思い立ち、WEB上で絵本を無料で閲覧できるようにしたことについて書かれている。

更にお金についての考察を深めていて、

『10万部売れるコト』よりも、『1億人が知っているコト』の方が遥かに価値があると考えます。

1億人を楽しませることができたら、その瞬間は1円にもならなくても、後から何とでもなると思っていますし、なんとかします。
それに、「西野君、こないだはありがとね」と夜ご飯ぐらいご馳走してもらえるんじゃねぇかな、と思っています。

だったら、もう『お金』なんて要らないです。
僕とあなたの間から『お金』を取っ払います。

とのこと。

そして、面白いことに、
絵本を無料でWEBで公開することで、絵本のアマゾン売上ランキングがトップになったという。

もちろん西野のこの心意気に賛同した人もいるのだろうと思うけど、勝因は、無料にすることで絵本のクオリティを伝えることができたからだと思う。

無料で閲覧できないときって、いくらクオリティが高かったとしても

「あ~あのキングコングの西野ね。ちょいちょい話題になっているけど、絵本書いたんだっけか。子供でも生まれたんかな?照英みたいにイクメンポジションでも狙ってんのかな~」

程度の認知で終わってたところが、

無料で閲覧させることで、

「お~、思ってたよりも全然クオリティ高いやん、っていうかええ話やし。こんだけキレイなんやったら本として買う価値あるかもなぁ」

という認知を作ることができたのだと思う。
「買ってもらえば良さが分かるはず」「買わなければ良さは分からない」であり、
買ってもらえない限りずっと良いモノと思ってもらわれないから素通りされ続ける。

「買わなくても良さが伝わる」ためにどうすればいいかを考え、無料で公開するという手段を取ったことで、良さが伝わり、結果、買われることになったのだと思う。

この、「買ってもらえば良さが分かるはず」症候群はビジネスの現場でも散見されるけど、それについてはまたの機会に。

改めて、えんとつ町のプペル、買おうかな。

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